2026年2月20日(金)、全3回にわたる意見交換会の締めくくりとなる第3回を開催しました。今回は学生起業家や地域おこし協力隊の方々も加わり、これから徳島が展開していく情報発信のあり方について本音で語り合いました。 「きれいごとだけではない、本当に知りたい情報は何か?」という問いに対し、ホワイトボードを埋め尽くすほどの具体的で熱のこもった意見が飛び交う時間となりました。

🗣️ 表面的な言葉ではなく、情報の「誠実さ」を求める声
グループワークでは、学生側が抱く「入社後の不安」と、企業側が伝えたい「自社の魅力」のギャップについて、これまで以上に踏み込んだ議論が行われました。
Q. 就職活動中、納得できる職場を選ぶために知りたいことは何ですか?
【県内大学・学生の声】
求人サイトにある表面的な言葉ではなく、入社前後のギャップを含めた『リアルな体験談』が知りたいです。大変な点も含めて誠実に伝えてもらえる方が、かえってその会社を信頼できると感じます。
【県内大学・学生の声】
自分が働く環境を正しく見極めるための、具体的で客観的な材料がほしいです。残業時間の実態や離職率、あるいは具体的な評価制度など、公的な立場からの確かな情報を求めています。

Q. 情報を発信するとき、企業はどのような想いで向き合っていますか?
【県内企業・担当者の声】
給与や評価の仕組みは、基本給だけでなく手当や賞与の構成まで、誤解のないよう正しく伝えたいと考えています。数字も大切ですが、実際に会社に来て働く人の雰囲気を感じてもらうことが、お互いのミスマッチを防ぐ一番の近道だと信じています。
💡 理想の将来を描くための「4つの視点」
意見交換会では、読者の皆さんが自分自身の将来をより具体的にイメージするために、今後どのような情報を重視していくべきかという「4つの視点」が、参加者の共通認識として浮かび上がってきました。
- 年収のリアル: 平均値だけでなく「中央値」や役職別の推移を知りたい、といった視点。将来の設計図をより具体的に描くための材料が求められています。
- 女性のキャリア: 女性経営者や管理職の活躍、産休・育休からの復職率などを伝える方向性。ライフイベントを越えて輝ける環境への注目が集まりました。
- 生活の具体像: 家賃補助や物価を踏まえた、若手社員の家計簿などの情報の必要性。徳島で「暮らす」ことの実感を伴う情報が、安心感に繋がります。
- 社内の空気感: 1日のスケジュールや社内イベントの様子を通じて、組織の「体温」を伝えるという視点。数値化できない「居心地」や「繋がり」を知るヒントになります。
🌱 地方だからこそ見つかる「人・地域との繋がり」
全3回の意見交換会を通じて見えてきたのは、「徳島で働く魅力」を伝えるには、きれいな広告だけでは不十分だということでした。 読者の皆さんが不安に感じている「働きやすさ」や「収入」といったリアルな部分に、企業がいかに誠実に応えてくれるか。その「誠実さの積み重ね」こそが、信頼できる繋がり(=人)を生むのだと私たちは考えています。

「仕事」は単なる労働ではなく、その土地での「暮らし」そのものです。だからこそ、表面的な条件だけでなく、納得できる選択への一助となるような情報を届けていきたい。
その第一歩として、今回の対話から生まれた声に応えるべく、県内企業20社を徹底取材しました。経営者が描く未来の姿や、そこで働く人々の日常。あなたにとっての「魅力的な人」を見つけるためのヒントとして、ぜひこれらのストーリーを覗いてみてください。
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