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HOMEインターンシップ・職業体験企業特集変化を恐れず進化する『旭木工』の軌跡【徳島で仕事みっけ⑥】

変化を恐れず進化する『旭木工』の軌跡【徳島で仕事みっけ⑥】

株式会社 旭木工

1926年、代表の中村 孝雄社長の祖父が建具を専門とする『中村木工所』を創業したことから、旭木工の歴史は始まった。戦後復興や高度経済成長により、『有限会社 旭木工所』として事業を拡大。二代目の幸雄氏が製造から販売までを一貫して手がける体制を確立し、家具メーカーとして大きく成長を遂げていく。
徳島市に製造工場を増設し、県外への卸売も展開するなど、着実に実績と信頼を積み重ねてきた。また、倉庫を改装したショールーム『家具の旭木工』は、当時のCM「家具は.旭だ!フェリー前」のフレーズとともに、徳島全域に広く知られる存在となった。
しかし、好調な時代に安住することなく、次の一手を模索する。二代目の妻による花嫁衣裳事業への参入をきっかけにブライダル分野へ進出。
全国でも早期に桂由美ブライダルハウスに認定され、2005年にはウェディング会場『GRANADA』を開業し、新たな柱を築いた。

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新規事業で切り拓く未来

時代の変化とともに家具業界が縮小する中、旭木工はさらなる決断した。中村 孝雄社長のもと、介護事業への参入を決意。2002年に『旭木工ケアサービス事業部』を設立し新規事業を立ち上げる一方、家具製造については本社工場を閉鎖するという大きな転換を図った。
この挑戦は着実に実を結び、事業は徳島県内にとどまらず兵庫・愛媛へと拡大。わずか5名で始まった介護事業は、現在では50名規模へと成長している。

未来を見据えた決断と受け継がれる想い

創業100周年を迎えた旭木工は、令和8年3月に記念式典・祝賀会を開催。これまで旭木工を支えてきた県内外の関係者を招き、感謝を伝える節目の場となった。100周年ロゴ・プロモーション動画を制作し、次の時代を担う長男・孔一さんが挨拶を行うなど、世代を超えて受け継がれる企業の姿が示された。
中村 孝雄社長は、事業拡大の背景について「将来への危機感」があったと話す。家具・製造・ブライダルの3軸で事業を展開する中、いずれニーズが縮小する可能性を見据え、早い段階から介護業界へ着目。自らヘルパー2級を取得し、介護事業の立ち上げに力を入れた。
在宅介護におけるベッドレンタル事業などは、もともと家具事業で培ったノウハウが強みとなり、既存顧客からの信頼にも支えられ成長。過去に家具を購入した顧客が、介護分野でも再び利用するという循環も生まれている。
同社の根底にあるのは、時代に応じて事業を大胆に変革する信念、“スクラップアンドビルド”、すなわち戦略的な選択と集中だ。その積み重ねが、100年企業としての現在を築いてきた。
また、中村 孝雄社長は社員や今後同社に入社する人に対し、「人生を楽しみ、家族や仲間との時間を大切にしてほしい」と笑顔で語る。

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株式会社旭木工 三代目代表取締役社長 中村 孝雄さん

「お客様の笑顔をつくる」というやりがい 

DSC_2164rk.jpg家具事業部で活躍する横瀬 泊さん(32歳 入社11年目)

家具事業部の横瀬さんは、「家具が好き」という想いから旭木工へ入社した。現在は、お客様への家具の提案からアフターフォローまでを担当し、さらに家具配置のための2D・3D図面作成やプランニングも手がけている。
仕事のやりがいは、自分たちで選んだ家具が売れ、お客様に喜んでもらえる瞬間だという。展示されている家具は、横瀬さんをはじめとした社員が選んでおり、その一つひとつに想いが込められている。一方で、サイズや寸法の細かな確認など、ミスが許されない緻密な作業も多く、常に高い集中力が求められると話す。
「今後の目標は、より多くのお客様に家具の魅力を届け、リピートにつなげていくことです。社内は社員同士の仲も良く、和気あいあいとした雰囲気の中で支え合いながら仕事に取り組んでいます。好きなことを仕事にし、家具を通じたやりとりのなかでお客様の暮らしに寄り添えられるというやりがいが旭木工にはあるんです」と笑顔で語る姿からは、仕事を楽しむ姿勢が感じられた。

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ケアサービスアサヒで常務執行役員を務める南 健司さん(46歳 入社24年目)

常務執行委員の南さんは、介護福祉士として3年間現場経験を積んだ後、そのスキルを活かし『旭木工ケアサービス事業部』創設の翌年に入社した。現在はケアマネージャーへの営業活動や福祉用具の提案に加え、各拠点の売上管理やマネジメントなど、事業全体を支える役割を担っている。
やりがいは利用者やケアマネージャーからの「ありがとう」や「使ってよかった」という言葉を直接聞けること。現場ごとに異なるニーズに向き合い、多様な人と関われる点にも面白さを感じるという。

そうした声をいただけるのは、日ごろのスピーディーかつ丁寧な対応の賜物である。
中でも南あわじ支店の立ち上げに一から携わった経験は印象深いと語る。何度も現地へ足を運びながら、アパートの一室からスタートし、拠点を築き上げたことは大きな誇りとなっている。
今後は人材育成や組織力の強化に注力し、会社への恩返しをしていきたいと語る南さん。福祉業界や営業職に興味のある方に向け、「安心して挑戦できる環境が整っている」と呼びかけている。
「部署を越えて連携するチームワークが強みで、営業・配送・アフターフォロー・事務が一体となっているため、誰一人欠けても成り立ちません」と語るその表情からは、社員一人ひとりを大切に思う気持ちが伝わるだろう。

これから社会人になる学生に向けて「福祉業界や営業に少しでも興味のある方は、来ていただけたらいつでも丁寧に対応します!」と話す南さん。
少人数でありながら強い組織力を持つ旭木工は、これからも時代に寄り添いながら、新たな価値を創造し続けていく。

お問い合わせ

徳島県生活環境部 労働雇用政策課

とくしまジョブステーション

〒770-0831徳島県徳島市寺島本町西1丁目61番地 徳島駅クレメントプラザ5階

電話:
088-625-3190
Fax:
088-625-5179