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HOMEインターンシップ・職業体験企業特集スポーツで徳島を盛り上げる。がんばろう徳島が挑む地域創生のかたち【徳島で仕事みっけ⑥】

スポーツで徳島を盛り上げる。がんばろう徳島が挑む地域創生のかたち【徳島で仕事みっけ⑥】

株式会社 がんばろう徳島 

“徳島からスポーツの力で地域を元気にしたい”
そんな強い思いを軸に走り続けているのが、プロバスケットボールクラブ徳島ガンバロウズを経営する『株式会社がんばろう徳島』である。
2022年4月に設立された同社は、現在14人の少数精鋭で運営している。だが、会社として目指す場所は単なるプロスポーツクラブにとどまらない。

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「何をしたいのかといえば、明確に“地方創生”なんです。スポーツの力で徳島を盛り上げていきたい」そう語るのは代表の臼木 郁登社長。
同社の特徴の一つは、クラブの成り立ちそのものに地域への思いが込められている点にあるという。親会社である株式会社メディアドゥが取り組む地域活性化の一環として位置づけられており、同じく親会社が設立に関わった一般社団法人徳島イノベーションベースなどの活動とも連携している。つまり、勝敗だけを追うのではなく、スポーツを通じて徳島に貢献することが、クラブの明確な存在意義となっているのだ。

また、株主には徳島ゆかりの企業23社が参画しており、“オール徳島”でクラブを育てていく体制も大きな強みである。
地元メディアとの距離も近く、認知拡大や集客にも大きく寄与している。大規模な広告投資に頼らずとも、多くのブースターが会場に足を運ぶ背景には、こうした地域との強い結びつきがある。
クラブ名の“徳島ガンバロウズ”も印象的だ。最初はそのユニークさに驚かれることもあったというが、今では覚えやすく、親しみやすい名前として広く浸透しつつある。「頑張ろう」は、何か物事に取り組むとき、その成否や勝敗にかかわらず、みんなが口にする言葉。子どもから高齢者まで誰もが知る“頑張ろう”という言葉を、地域の共通言語にしたいという願いが込められている。

立ち上げから生まれた、確かな手応え

競技面でも、同クラブは設立間もないクラブとは思えない存在感を示してきた。初年度には下馬評を覆す成績を残し、プレーオフでもあと一歩のところまで進出した。

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「最初はかなり下位予想が多かったんです」
そう振り返るのは、立ち上げからチームを支えてきた競技運営シニアマネージャーの若松直樹さん。それでもシーズンが始まると、チームは予想を上回る結果を残し、存在感を一気に高めていった。

クラブ設立前には社会人チーム“徳島ガンバロウズ オルト”が活動しており、そこからプロへ昇格した選手もいるなど、地域で積み重ねてきた土台も今につながっている。

一方で、クラブを支えているのは競技力だけではないという。
「スタッフのみんなが思っていることですけど、徳島の人のあたたかさがあってこそなんです」そう笑顔で話すのは競技運営の平出志織さん。

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東京から移住した平出さんは、初めて徳島を訪れたとき、街で同クラブの話をしながら歩く親子の姿や、子どもから高齢者まで一緒に試合を楽しむ空気に強く心を動かされたそうだ。「人の心に残る瞬間をつくれる」と感じたことが、入社の大きなきっかけになったという。

「もちろん、華やかな面ばかりではありません。14人という少人数だからこそ一人ひとりの業務範囲は広く、試合前は慌ただしさが目立つので、文化祭の前日みたいな感じです」と笑顔で語る姿からは平出さんの仕事に対するやりがいと楽しさが感じられた。

自由度が高い分、一人ひとりの裁量は大きく、一般的な会社員とは異なるダイナミックな働き方になることも多い。それでも、立場を超えてコミュニケーションが取りやすく、相談しやすい環境が支えになっているのだ。

徳島の未来を導く存在へ

「若くしてクラブ経営を担う立場としては、社内外から信頼される存在でなければならないという責任も大きいです。自分より年上の社員やスポンサー・自治体・株主などの関係者と向き合う中で大切にしているのは、“誠実であること”と“ぶれない軸を持つこと”です。その上で、徳島のためになるから、このクラブをやるんです」と代表の臼木社長は熱く話す。

今後の挑戦としては、U15に続きU18チームの立ち上げに注力しているという。徳島の子どもたちに新たな成長の場をつくるという意味でも意義は大きい。トップチームだけでなく、育成世代にも力を入れ、地域に根ざしていくことで、クラブの存在価値はさらに広がっていく。

DSC_0546ro.jpg目指すのは、地域に“誇らしい”と思ってもらえるクラブになること。
そして、徳島県内にとどまらず、県外の人にも知られ、応援をきっかけに徳島を訪れる人を増やしていくことだ。
スポーツの力で、徳島に新しい熱狂を生み出す。徳島ガンバロウズの挑戦は、まだ始まったばかりだ。

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